モリゴローの雑記帳

英検準1級を目指すアラフィフお父さんのブログ

シニアのためのものしり英語塾

10月2日にアップしたブログの記事で、過去のNHK語学講座のテキスト類のことを書きましたが、年末年始の休みに入ったので、かつてMDで録音した各語学講座をMP3に変換する作業を昼夜行っています。
毎日午後2時にNHK第2放送の英語NEWSを録音しているので、その時間にかからないように、1日2~3枚(?)のMDをダビングしています。MDなので等速でしかダビングできません。
MP3に変換すれば、これをOLYMPUS Voice-Trekに入れて、通勤中や昼休みなどスキマ時間に聞くことができます。
いまダビングしているのはコレ。
2005年放送「 シニアのためのものしり英語塾」

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これは、従来の、英語の長文や対話文を載せ表現や文法を学ぶっといったものではなく、4人の講師陣が解説する様々な分野の知識と教養に触れながら知らず知らずのうちに英語の総合力がUPするという、新しい形の講座になっています。

講師は、大杉正明先生、馬越恵美子先生、ジェームス天願先生、松本茂先生の4名です。

放送からすでに13年が経っています。内容によっては今ではちょっと変わってしまったものもあるかもしれませんが、第1回目の放送で、松本茂先生がとてもいいことを言っていました。

「英語を使いこなしている人は、頭の中で一つ一つの日本語を英語に翻訳しているのではありません。『伝えたい考え・感情・情報など』を『相手との関係、話している状況や目的』といった条件に照らし合わせたうえで、『英語に関する知識(語彙、会話表現、文法、文型など)』をフルに活用して、最も適切と思われる英語表現を瞬時に選択しているのです。ここで注目していただきたいのは、『伝えたい考え・感情・情報など』をいったん日本語の文にしてから英語に訳すというプロセスを経て話しているわけではなく、『概念』を英語化しているということです。」

これです!今の私は言いたいことを日本語で頭の中で文にしてそれを英語に言い直しています。そのスピードはある程度早くはなりましたが、この方法だとどうしても行き詰ってしまう。これが中級者を脱却できない理由だと思います。

リスニングはある程度日本語に訳さないで概念で聞けるようになっていますが、スピーキングとリーディングでも概念を英語化できるよう、概念として読めるよう、意識して勉強を続けたいと思います。