モリゴローの雑記帳

英検準1級を目指すアラフィフお父さんのブログ

話すための英文法・場面別表現ルール6

第6弾です。
6.部分否定で相手に配慮しながら意見を伝える。
相手の気持ちに配慮しながらじぶんの意見を伝えたい場合があります。そういう状況で便利なのが、「一人称を主語とした文で部分否定を使う」やり方です。これは、相手の考えも充分に考慮しているということを伝えながら、自分の意見を表明する用法です。

I'm not always right, but I think this is the way we should go.
(私がいつも正しいわけではありませんが、これが私たちの進むべき道だと思います。)

I don't know everything about making movies, but those special effects you used in the movie were awful.
(私は映画製作のすべてを知っているわけではないが、その映画であなたが使っていた特殊効果は最悪でした。)

また、反対意見を述べる時に、論理的に相手の意見・考えだけに言及し、感情的に相手を攻撃しない配慮が求められる場合があります。この場合には「相手の意見・考えなどを表す語句」を主語にしたうえで、すべてを否定することを避けるために「部分否定」を使うと効果的です。

Your idea is not completely bad, I think it costs too much.
(あなたの考え方が絶対的に悪いというわけではないですが、それは経費が掛かりすぎていると思います。)

The story you told me is not entirely ridiculous, but it should be more realistic.
(あなたが話したことが全くばかげているというわけではありません。しかし、もっと現実的であるべきです。)