夕張支線探訪 平成29年10月8日 その1
ついに、石勝線夕張支線が廃止になります。
廃止直前になると、その姿をカメラに収めようとする人がたくさん来ることが予想されるので、ブーム前の静かな日を選んで、写真に収めてきました。さらに、夕張のあちこちにも行ってきました。
スタートは、新夕張駅。石勝線はここから夕張支線を分岐しています。
駅前の駐車場には、昭和56(1981)年9月まで名乗っていた紅葉山駅の駅名標が。
かつては「紅葉山駅」を名乗っていて、夕張市街方向と楓方向の分岐点でした。
道央と道東の短絡化を目指し建設が始まった「国鉄石勝線」の建設により、紅葉山駅は北西方向の高台に移設することになりました。紅葉山駅の名称のまま石勝線は昭和56年7月に開業しましたが、その後3か月で「新夕張駅」に名称が変更されたのでした。
新夕張駅の改札口
夕張支線の列車の時刻が表示されています。
もう永遠に灯ることはありません。
ホームの写真です。新夕張駅は2面4線。
「ぬまのさわ」の文字も消えてしまいます。
このホームが4番線夕張支線の列車の発着ホーム。おそらく線路は撤去されるのでしょう。
先に進むと柱に「夕張方面ワンマンカー乗車口」のプレートが。
ホームから地下(?)連絡通路への階段
連絡通路の壁の発車時刻表
2番ホームから3、4番ホームの夕張方を見る。
ホーム上の発車時刻表
「のりかえ 夕張方面」 も無くなります。
駅舎に戻って、きっぷ運賃表
夕張支線部分はマスキングされるのでしょうか。
かつての繁栄の頃
次回は、登川支線と楓信号所などを載せる予定です。