モリゴローの雑記帳

英検準1級を目指すアラフィフお父さんのブログ

Halloweenハロウィーン

今日10月31日はハロウィーンです。巷では仮装行列さながら職場でも仮装で出社したり、一部が暴徒化なんてことがニュースになっています。

さて、このハロウィーン。日本ではいつから毎年の行事になったのでしょうか?
一説によると平成10年頃から東京ディズニーランドでイベントが始まったり、関連グッズが売り出され始めたと言われています。

私が学生の頃にはもちろんそんな催しはやられていなかったのですが、高校の英語の授業で当時でかなりの高齢だった(ということは今の自分に近い年!?)先生がハロウィーンの説明をしていました。説明の内容は忘れましたが、その先生のお世辞にも良いとは言えない完全カタカナ英語発音で「トリッカートリー(Trick or Treat)」「ハーロウイーン(Halloween)」と言っていたのを強烈に覚えています。同級生とモノマネしたっけ。

でも、日本でまだハロウィーンが知られていない昭和50年代後半に何故ハロウィーンのことが??
と思い、高校時代の教科書(NEW HORIZON)を調べましたが、Halloweenの話は載っていませんでした。
ということは、その先生の知識・経験に基づくオリジナルの説明?昭和50年代後半で50歳超えということは、昭和ヒトケタ生まれ?だとしたら大学生の頃は日本が敗戦の頃。そのころに英語の教員免許を取るということは当時とても大変なことだったのでは?とても海外留学したとは思えない時代と発音。でもハロウィーンのことは知っている。この先生、どんな人生を送ってきたのでしょう。いまさらながら思いました。

ロシア語2

今日の新聞の夜のTV欄には、「世界の村で発見!!こんなところに日本人」で、「▽ロシア・・・高岡早紀が涙・・・日本語を忘れた元日本兵89歳!!15歳で戦地へ・・・シベリア抑留72年ぶりに帰国!再会」という番組が書かれていました。

私は、「ロシア」「元日本兵」という単語もそうですが、「日本語を忘れた」という部分に特に引き付けられました。

日本兵とは、北海道遠別町出身の田中明男さんのことなのですが、第二次世界大戦後にソ連の捕虜となり、その後も日本に帰国はせず、以来ずっとロシアに住み続けています。

TVでは、高岡早紀さんがサンクトペテルブルグ郊外の村に住む田中さんを訪問するのですが、田中さんは日本語をほとんど忘れてしまっていて、考えても出てこない様子でした。
日本で生まれ育ち15歳で軍隊に志願してからも軍隊内では日本語だったでしょうし、終戦の18歳までは少なくても日本語の生活だったはずです。母国語である日本語を18年間使っていても、その後72年間全く使っていないと、ほとんどすべてを忘れてしまうということが驚きでした。
番組内で田中さんは「周りに日本語を話す人がいなく、全く使っていなかったから」と言っていました。
逆に、日本語を忘れないように毎日努力すれば、忘れないものなのかな?
田中さんの場合は日本への帰国をあきらめロシアで生きていくしかなかったなかで、日本語力をキープするどころではなかったということは容易に想像がつきます。

番組の後半で、ロシア語で喋っていたのに突如日本語を話しました。
「久しぶりに(このテレビの取材で)日本語を聞いたから、でてきたのかも」のようなことを言っていました。
これは・・・我々日本語ネイティブが外国語を勉強する時にも参考になるのでは。つまり、勉強している外国語に意図的に接する機会を増やすと忘れにくくなる=でてきやすくなるのではないでしょうか。
最後に田中さんは、「私は 愛しているであります 女房を」と言っていました。語順がロシア語のままですが単語は日本語。しかも軍人のしゃべり方。シベリアに抑留されそのままロシアに残った人は1000人ともいわれていますが、もう戦後70年以上。いずれはこういう人たちはいなくなってしまいます。
未来への教訓として、こういうことがあったということを残しておくべきものだと思います。

話すための英文法・場面別表現ルール5

第5弾です。
5.仮定法で提案・要求を断る
相手の提案や要求を婉曲的に断るのに仮定法を使います。
特によく使われる言い回しとして、文末にif I could (もしできることならば)を一言添える方法があります。

How about having dinner with me tonight?(今晩一緒に食事をしませんか?)

I'd like to go twith you,if I could.(できれば行きたいのですが)

ここで、if I canではなくif I couldと仮定法にすることで、「・・・したいのだが(実際にはできない)」という残念な気持ちを前面に出しつつ婉曲的に断る用法です。


Would you like to go hiking this weekend?(この週末にハイキングに行きませんか?)

I'd rather not. I have a lot of things to do.(できれば行きたくないのですが。やることが沢山あるんです。)

ここでは、I'd rather notのあとに、if I couldという帰結節が省略されていると考えられます。

話すための英文法・場面別表現ルール4

第4弾です。
4.ためらい・遠慮の気持ちを述べる
ためらいや遠慮の気持ちを表すには、I'm afraid・・・/I don't want to・・・,but・・・などの表現を使うことができます。例えば、相手の申し出を遠慮がちに断るときなどには、I'm afraid I can't accept it.のような表現が好まれます。

進行形で相手を非難する気持ちを遠回しに伝えることができます。
一時的な状態であることを示す進行形によって、相手自身ではなく、相手の一時的な状態・態度だけを非難することになります。このことにより、相手に受け入れられやすい形で非難の気持ちを伝えられます。

You're being stupid,you know?
(自分がバカなことをしているって分かっているだろう?)

つまり、相手の本質的な面ではなく、話題となっている行動がstupidだと言いたいわけです。

また、think / consider / plan などの「思考する」意味を表す動詞を進行形にすることにより、「現在思案中=いまだに気持ちが決まっていない」ということを表すことになり、ためらいの気持ちを表すことができます。たとえばwonderを使う場合はI'm wondering・・・(・・・と思っているんだけど)のように言います。
自分の意向を伝えたいが断定することは避けたい場合に便利な用法です。

What are you going to do this weekend?
(今週末は何をするつもりですか?)

I'm thinking about watching a movie.
(映画でも見ようかと思っているのですが)

奇跡のリリーバー盛田幸妃

今から3年前の今日10月16日、プロ野球横浜と近鉄で活躍した投手、盛田幸妃さんが亡くなりました。45歳でした。盛田さんは1969年北海道出身で、高校時代に3度甲子園に出場。卒業後はドラフト1位で1988年に大洋ホエールズ(現DeNA)に入団。鋭いシュートを武器に先発や抑えで活躍。最優秀防御率のタイトルも獲得しています。
98年からは近鉄バファローズで抑えを任されていましたが、脳腫瘍を発症し手術。しかしそこから復活し01年にはカムバック賞も受賞しています。翌年引退してからは、解説者として活躍していましたが、その後脳腫瘍が再発。最後は骨にも転移し、45歳の若さで亡くなっています。

北海道出身で、しかも私は当時からの大洋ファンなので、入団の時から応援してました。スリムな体から投げ込むシュートは切れ味抜群!格好良かったですね。
あの大魔神佐々木主浩とダブルストッパーと呼ばれたこともありました。

近鉄に移籍してからは目にする機会も減ってしまったけど、移籍した年に脳腫瘍で手術したのは衝撃でした。だってその時29歳!そして36歳で再発。それからは再発と手術を繰り返し、45歳で天国へ。
私が29歳の時といえば、もちろん大病もしておらず、自分の人生は普通にまだまだ続くと思っていました。

2年前にTVで「壮絶人生ドキュメント プロ野球選手の妻たち」という番組がありました。ここで盛田幸妃さんの闘病生活とそれを支えた妻の物語を見ました。
これは・・・涙なしには見ることができません。
生きていれば今年で49歳。同じアラフィフです。さぞかし無念だったことでしょう・・・。

盛田幸妃さんには弟がいたそうです。幼少の頃にリンパ肉腫で亡くしているそうですが、これは・・・遺伝なのでしょうか。大酒飲みだったと言われていますが、それだけが原因で脳腫瘍を発症するとは思えません。
癌の研究では、最近、感染、タバコ以外の因果関係は証明されておらず、遺伝、食べ物、運動等の生活習慣は関係ないとの説もあります。運命だとしたらあまりにも無情すぎると思うのです。

北海道大学銀杏並木

季節はいつの間にか秋です。北海道では紅葉が見ごろになってきています。山や峠ではそろそろ雪の便りが聞こえてきます。
紅葉の見どころはたくさんあるのですが、今回は自家用車が無くても行けるおすすめスポットを紹介します。

 

北海道大学の銀杏並木

f:id:stockholmnomisshi:20181015222029j:plain

f:id:stockholmnomisshi:20181015222038j:plain

f:id:stockholmnomisshi:20181015222047j:plain

昨年10月27日に撮影しました。この日は平日でしたが観光客がたくさんいましたよ。
ちなみに写真に写っている道路は歩行者天国ではなく車両が通行する車道なので、居座っての写真撮影は不可です。
北海道大学は札幌駅北口から歩いていけます。10分程度です。

 

なお、この日は桑園駅の方も歩いてみました。

f:id:stockholmnomisshi:20181015222207j:plain

f:id:stockholmnomisshi:20181015222216j:plain

桑園駅から札幌駅までは、鉄道の高架に沿うように南側に歩道があります。実は高架前の線路跡地なのですが、緑が多くここを歩くと都会のオアシスのような感じがして、とっても心地いいです。

話すための英文法・場面別表現ルール3

第3弾です。
3.推移・展開を述べる
物事の推移や展開は、then / afterwards / thereafterなどの副詞を使ったり、result in・・・/ turn out・・・などの動詞句を用いて表します。
結果を強調する方法として、「副詞+to不定詞」の方法があります。

to不定詞は、onlyやneverといった副詞を直前に置くと、物事の推移や展開の結果を明示することができます。to不定詞単独では「~するために」という目的を意味する場合がほとんどです。それと区別する意味で結果を強調する不定詞には必ず副詞を伴います。

この「副詞+to不定詞」を使うと、否定的な見解や残念な気持ちなどの副詞のニュアンスが盛り込まれ、結果が強調されることになります。

Mr.Stainer hurried to the station only to miss the train.
(ステイナーさんは急いで駅に行ったが、電車を逃してしまった。)

Jean went abroad 20 years ago never to come back.
ジーンは20年前に外国へ行ったきり、二度と戻ってこなかった。)

The Police spotted the man,suddenly to lose him in the crowd.
(警察はその男を見つけ出したが、突然彼を群集の中に見失ってしまった。)