モリゴローの雑記帳

英検準1級を目指すアラフィフお父さんのブログ

「北海道の鉄道 過去、現在、未来」

11月10日に北海道庁赤レンガ庁舎で、「北海道の鉄道 過去、現在、未来」展示博覧会を開催していました。
内容は、パネル展「北海道の鉄道のあゆみ」、鉄道模型行動展示、「釧路・根室の簡易軌道」展、ステージイベント(セミナーやフォーラム)でした。
入場券が硬券なのには驚きました。今でも作ることができるなんて。

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昔の鉄道が好きな私は、昭和9年当時の時刻表(当時は「汽車時間表」)の一部が展示してあったのに釘付け!函館発稚内港行きの急行列車が札幌を経由せず苫小牧から追分を経由し岩見沢に抜けるという、苫小牧~岩見沢間が『本線』だった時代を証明する列車ダイヤ。そしてその当時、この急行列車に乗って稚内やその先の樺太を目指した人が当時は確実にいたという事実。
いや~、いいですね~。タイムマシンに乗ってそのころの世界に行ってみたいものです。

あと圧巻だったのは、北海道の簡易軌道全図があったこと。主に鉱山や森林の伐採のためにとはいえ、北海道にこんなにもあったのかと思うくらい図示されていました。北海道開拓に必要不可欠だった簡易軌道は、時代とともに消えていきましたが、このように脚光を浴びるのはいいことですね。誰かが伝えなければ存在したことが無かったことになってしまいますからね。

士幌線幌加駅のジオラマ鉄道模型もありました。旧幌加駅跡には10年以上前に行ったことがあります。昭和29年の洞爺丸台風の風倒木処理のための関係者で幌加は350人くらいが住んでいたそうです。もちろん今は無人です。
士幌線は、音更川橋梁やタウシュベツ橋など見所がたくさんありますね。