モリゴローの雑記帳

英検準1級を目指すアラフィフお父さんのブログ

辞書

 私は人に言わせれば頑固な性格らしく、皆が右を向けと言われて右を向いているときに、「本当に右を向いていいのかな?自分が納得していないのに右は向けないな。左の方が良いのではないか?」と考えてしまうたちです。
 高校に入学して英語の授業の最初に、学校から「辞書は研究社の『新英和中辞典』を推薦する」と言われました。
 私も早速書店に行って中身を拝見。中学まで使っていた『旺文社スタディ英和辞典』とは厚さも語彙数もまるで違う本格的な辞書に「これからこれで高校の英語を勉強していくのか!」と興奮したのを覚えています。

しかし、なにかしっくりこない。

 中学時代に使っていた『旺文社スタディ英和辞典』とずっと購読していた『中〇時代』(〇には1,2,3の学年数が入ります)から旺文社に信頼を寄せていた私は、書店に並んでいた『旺文社エッセンシャル英和辞典』を気に入り購入。学校に行くと皆が緑色の研究者新英和中辞典を机に乗せているのに、私だけ紺色のみんなと違う辞書。英語教諭が「辞書の〇〇ページをよく確認しておくように」という言葉に自分だけついていけない。
「『推薦』って言ってたのに、それをみんなが持っている前提で授業すんなよな」と斜に構えていたのでした。

 ちなみに、エッセンシャル英和辞典は、発音記号の説明と米語と英語の相違が載っていたり、単語名詞すべてに可算語か不可算語の区別が表記され、極めつけは単語の発音表記がイギリス英語が前・アメリカ英語が後ろだったことがドストライクでした。
このころはアメリカが世界の中心であり、ほかの辞書ではアメリカ英語が重視される時代なのにイギリス英語を重視しているところにも魅かれました。なぜか私はこの頃からイギリス英語の方が好きだったのです。

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